最新マンハッタンコンド不動産売買/賃貸市場動向≪2026年2Q≫
【2026年第2四半期のニューヨーク売買市場動向】
2026年第2四半期のマンハッタン売買市場では、価格調整が進む一方、取引件数が大きく増加しました。価格中間値は$1,307,266となり、前四半期比▲5.5%、前年同期比▲5.1%と低下しました。一方、成約件数は2,340件と、前四半期比+25.7%、前年同期比+17.4%の大幅な増加となりました。在庫は13,217件で、前四半期比+5.7%となったものの、前年同期比では▲1.2%と、ほぼ同水準で推移しています。ただし、今回の成約増には、2025年第2四半期の取引件数が政治的、経済的な不透明感から例年の第2四半期と比べて低調だったことや、新築コンドミニアムの販売好調も影響していると考えられます。そのため、市場全体が本格的な回復局面に入ったとまでは言い切れず、価格調整が進んだ物件や新築物件を中心に、取引が活発化している状況とみられます。
【賃貸市場の動向】
2026年第2四半期のマンハッタン賃貸市場では、春から夏にかけての需要増加を背景に、成約件数と募集賃料がともに前四半期から上昇しました。募集賃料中間値は$5,567で、前四半期比+5.0%、前年同期比+3.1%と、引き続き高水準で推移しています。成約件数は7,998件と、前四半期比+28.9%となった一方、前年同期比では▲9.5%となりました。在庫は13,314件まで増加しましたが、前年同期の14,343件を下回っており、需給が大きく緩和した状況ではありません。
売買価格が前年同期から低下する一方で賃料は上昇しており、物件によっては購入価格と賃料のバランスが改善し、利回りの上昇が期待できます。特に、利便性の高い立地や築浅・管理状態の良い物件では、引き続き高い賃貸競争力が維持されています。
【マンハッタン売買市場】

【マンハッタン賃貸市場】

出典:売買/賃貸市場のグラフはともにOLRからデータ引用。
