ATTRACTIVENESS
世界屈指のリゾート地
ハワイ州ホノルル市は毎年1千万人近くの観光客や仕事のために中長期滞在する人が年間を通して世界中から訪れる世界屈指のリゾート地です。そのため常に短期から長期の賃貸需要、定年退職後の住まい、リモートワークの拠点として世界各国から根強い住宅ニーズが絶えません。
安定した資産価値
ホノルルの物件価格は長年、平均5%の上昇が続いています。2007年から2010年にかけての金融危機や2020年から2022年のコロナ渦で若干の減少が見られるものの、そのリカバリーは全米平均よりも早く、中長期的な資産運用の観点から有望な市場だといえます。
強い賃貸需要
ホノルル市のあるオアフ島は米軍太平洋艦隊総司令部の本拠地であり、政府関連事業も多く、米本土から建設会社、コンサルティング会社等の企業に赴任する従業員が多いです。また医療従事者不足のため、米本土から長期赴任する看護師も多いです。遠隔地なので住宅手当が他の米本土の赴任地よりも優遇される傾向にあります。さらに観光客やその観光産業に従事する人々も多いため意外と安定した賃貸需要があります。また、規模の大きな大学が島内に3つあり、州内外からの留学生が多いのも特徴です。
発展し続けるリゾート都市
ハワイ州の州都でもあるホノルル市にはワイキキ、アラモアナ、ワード・カカアコ地区に主要なコンドミニアムが存在します。昨今では堅調な住宅需要を受け、さらに西側のダウンタウン方面でも開発が進んでいます。
自然災害の少ない都市
ホノルル市には大きな災害がこれまで殆ど無く、地震はほぼ皆無です。ハワイ島の火山噴火はホノルルには殆ど影響がありません。
投資要素 | 評価 | コメント |
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キャピタルゲイン | 〇 | 長期保有で過去平均毎年5%の伸び |
インカムゲイン | △ | 不動産価格が高めで税金や保険代など支出多めのため利回りは上限3%前後 |
リスク | 評価 | コメント |
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価格変動リスク | 〇 | 上昇局面では堅調な伸び、下降局面では小幅な減少 |
流動性リスク | ◎ | 世界中の投資家が季節を問わず投資するリゾート地 |
空室リスク | ◎ | 空室率2~3% |
災害リスク | 〇 | 大きな地震なし。大型ハリケーンも1992年以降無し |
犯罪リスク | 〇 | 全米水準をはるかに下回る犯罪率 |
建物劣化リスク | △ | 自然環境による建物劣化を防ぐため、ビル管理費と保険代は高め |