最新マンハッタンコンド不動産売買/賃貸市場動向≪2025年4Q≫
【2025年第4四半期のニューヨーク売買市場動向】
2025年第4四半期のニューヨーク売買市場におけるマンハッタン・コンドミニアム市場は、価格は依然として低水準で推移した一方で、取引は安定して行われた四半期となりました。成約件数は1,878件(前年同期比+0.7%)と微増しており、買い手の需要は前年同様のレベルが維持されています。募集価格中間値は$1,371,266(前年同期比▲1.8%)とやや抑えられた水準となりましたが、在庫件数は12,493件と減少しており、供給は絞られています。また、初夏以降の住宅ローン金利低下が取引を後押しし、在庫減少と相まって、市場では成約スピードの速さも感じられる局面となりました。そのため、立地や条件、価格のバランスが良い物件は早期に成約する傾向が続いています。購入者の約4分の3が現金で購入しており、金利が高い環境でも、資金力のある買い手が市場を支えています。
【賃貸市場の動向】
2025年第4四半期のマンハッタン賃貸市場は、募集価格中間値が$5,350と前期のピーク水準からは低下したものの、前年同期比では+3.0%と上昇基調を維持しました。夏の繁忙期終了に伴う季節調整が主因であり、需給環境そのものが大きく緩んだわけではありません。成約件数は5,649件(前年同期比▲8.6%)と減少しましたが、在庫件数も11,020件まで減少しており、空室率は引き続き低水準で推移しています。特に、利便性の高い立地や築浅・管理状態の良い物件では競争力が高く、賃料の下落余地は限定的です。2025年後半を通じて見られた「低在庫 × 高水準賃料」の構図は4Qにおいても継続しており、短期的には落ち着きを見せつつも、中長期的には高止まりしやすい賃貸市場環境が続く見通しです。
【マンハッタン売買市場】

【マンハッタン賃貸市場】
出典:売買/賃貸市場のグラフはともにOLRからデータ引用。
