最新ハワイ(ホノルル)不動産売買/賃貸市場動向≪2026年2Q≫

総論として、ハワイの2026年第2四半期は、前四半期に引き続き戸建て市場の販売が好調です。一方、コンドミニアム市場では在庫が増加し、成約価格の中央値は減少傾向にあります。買い手にとっては選択肢の幅が広がり、価格交渉力も高まっていることから、中古物件を取得する好機と思われます。売り手には、引き続き競争力のある価格設定に加え、改装やステージングを工夫するといった戦略が求められます。
各論として、まず戸建て市場を見ると、2026年第2四半期の成約件数は、前四半期比で40.0%の大幅な増加、前年同期比でも7.7%の増加に転じました。一方、成約価格の中央値は前四半期比で4.7%減少したものの、前年同期比では1.7%上昇しました。市場在庫数は98件で、前四半期比では2.0%、前年同期比では10.9%減少しています。戸建て市場が活発な要因としては、米国本土の市場と比べて物件を購入しやすい価格帯であることや、維持費がコンドミニアムと比べて低いことが挙げられます。
コンドミニアム市場では、2026年第2四半期の成約価格の中央値が前四半期比で11.6%の大幅な減少となり、在庫件数は前四半期から3.2%増加しました。一方、成約件数は前四半期比では横ばいであるものの、前年同期比では9.4%増加しており、停滞していたコンドミニアム市場にもやや明るい兆しが見えてきました。
保険料や管理費などの固定費が上昇するなか、管理費が比較的低い築浅物件へ買い替えるローカル層が増えています。さらに、分散投資を目的とするアジア圏のバイヤーも増加しています。
【戸建売買市場動向】
【コンドミニアム売買市場動向】
出典:Honolulu Board of REALTORS®, STATS-Monthly Reports
※2015年以降については月次データが提供されているため、本グラフではそれを基に四半期ごとの成約価格の平均値を算出しております。
※戸建はハワイカイエリア、コンドはアラモアナ、カカアコエリアのデータを反映しております。

一覧へ戻る