最新ハワイ(ホノルル)不動産売買/賃貸市場動向≪2025年4Q≫
総論としてハワイの2025年4Qは戸建てが販売数、価格ともに堅調、コンドミニアムは在庫が高止まりし価格調整が進む状況が続いています。コンドミニアムの市場滞留日数増加と相まって、買い手にとっては選択肢の幅が広がりバーゲニング・パワーも優位に働き、中古物件の仕込みには好機と思われます。売り手にとっては引き続き競争力のある価格設定にしたり、改装をしたり、AIを活用したステージングなど商品力強化に努力することが求められています。
各論として戸建て市場から見ますと、2025年4Qの成約件数は、昨年同期比で30.0%増加、2025年3Q 比で11.4%の増加に転じました。一方、中間価格は▲1.5%の微減となりました。 市場在庫数は前年同期比37.6%上昇しています。在庫が増加した要因としては住宅融資金利(例えばFirst Hawaiian Bankの30年固定ローンで5.79%)が高止まりしておりオーナーの買い替え需要が停滞していることが挙げられます。
コンドミニアム市場の2025年4Qの成約件数は昨年同期比で12.2%増加(アラモアナにある大規模コンドミニアム「パーク・オン・ケアモク」竣工の影響)ですが前期比で▲1.3%の微減となりました。中間価格は前期比▲0.2%の微減、在庫件数は前年同期から18.3%上昇しました。コンドミニアムのマスター保険料、管理費などの固定費の引き上げや円安による不安材料は未だに払拭できていませんが、ハワイ州のグリーン知事が高騰している住宅保険の安定化を目指す法案に署名し、やや明るい兆しは見えてきております。
【戸建売買市場動向】

【コンドミニアム売買市場動向】

出典:Hawaii Market Report,<Hicentral>
